▲「清水山」
島根県安来市島田町 地理院地図
登山道は清水寺(キヨミズデラ・セイスイジ)の仁王門から登れる。地理院地図
ハイキングコースのようになっている。
展望所からは中海は無論として、東に伯耆大山、北西方に嵩山・和久羅山が一望できる。
又西方に茶臼山も確認できた。
地理院地図では標高172(m)と記されているが、これは展望所から少し上がったところの標高。
実際には最高地点は南方のここになる。地理院地図
標高はGPS測定で184(m)と表示された。(N35゚24'08.00”/E133゚17'00.49”)
この山頂部には石塊があり、樹木に覆われているが、烽跡ではないかと思われる。
いわゆる「暑垣烽」である。
(清水山 清水寺仁王門)
・この右手に駐車場と登山口がある。
「瑞光山清水寺」は尊隆上人により587年開山。その後荒廃し大同元年(806)盛縁上人の頃七堂伽藍を備えたという。
出雲国風土記に清水寺の記載は無い。
寺名は清水寺だが、山中に寺号の由来となったそれらしき清水は不明。清水山と呼ばれる由来も不明。
仁王門からの登山道には水場は見当たらない。
(清水山 山頂は整備されている)
・清水寺三重塔からここまで登れる。
(清水山 分岐)
・登山道途中に清水峠に下る道があり、岳山に通じる。
(清水山 十一面観音)
・二十九番札所「十一面観音」と「不動明王」
ここから清水山最高地点に登ることができる。
(清水山)
・石塊中央部は土に埋もれ、そこから木が生えている。
烽跡ではないかと思われる。