神社a
○「子安八幡宮」
島根県雲南市木次町山方216 地理院地図
主祭神:足仲彦命・誉田別命・息長足姫命
永尾氏が福岡県糟屋郡宇美町の宇美八幡宮から勧請したという。
その際、宇美八幡宮の「子安の木」と「湯蓋の森」を境内に移植したことから子安八幡宮と呼ばれるようになったという。
「子安の木」というのは、神功皇后がお産の際取りすがった木のことで槐の木のことである。
「湯蓋の森」というのは森のように茂った楠の木のことである。
東境内社:不明
西境内社:「素鵞神社」「豊蚕神社」
(子安八幡宮)
(子安八幡宮)
(子安八幡宮)拝殿扁額
(子安八幡宮)拝殿案内板
(子安八幡宮)本殿
(子安八幡宮)東側境内社
(子安八幡宮)東側境内社石柱
・稲荷社のようである
(子安八幡宮)東側境内社
・表示がないので不明だが、「日宮大明神」か?(『出雲国風土記』大原郡記載の「宮津日社」)
(子安八幡宮)西側境内社
・右から「社日大神」の石碑、「素鵞神社」、「豊蚕神社」
(子安八幡宮)「社日大神」
(子安八幡宮)境内「素鵞神社」
(子安八幡宮)境内「素鵞神社」扁額
(子安八幡宮)境内「豊蚕神社」
・「養蚕神社」というのはよくあるが「豊蚕神社」というのは珍しい。
(子安八幡宮)境内「豊蚕神社」社碑
- 出雲国風土記考証p346解説で「里方の日宮大明神、大穴持命を祀る。もと舟木山の山上にあつたのを、現今は山方の子安八幡宮に合祀してある。」と記しているが、本殿では大穴持命を祀っていないようであり確認できない。