神社a
○「幡屋神社」
島根県雲南市大東町幡屋1052-1 地理院地図
主祭神:瓊々藝尊・武内宿禰命
配神:誉田別命・息長足姫命・玉依比女命
境内社:若宮神社(古志朝臣)・牛荒神社(素盞嗚尊)・八幡山稲荷神社(保食大神)
三神社(塩釜神社・金刀比羅宮・天満宮)・西上稲荷神社(倉稲魂命・大国主命)
元宮は、現社地の東方、宮の谷と呼ばれる山中(標高160m)にある。地理院地図
昭和39年水害による元宮境内崩壊のため、昭和41年現在地に移転。
社伝では、出雲忌部の内、機織りに携わった忌部氏の末裔が祖神と崇める瓊々藝尊を祀ったのが縁起という。
秋の例大祭では前夜に「歌神楽」が行われている。
You Tubeに映像がある。平成25年10月11日幡屋神社歌神楽
- 忌部氏が出雲に来たのは出雲が中央の支配下に入り、5世紀頃徴税役として派遣されたのが始まりであり、縁起には少々疑問がある。元は秦氏が古来この地で麻を育て機織りを行っていたのを忌部氏が支配下に入れたのではないかと思われる。
又、秦氏は宇佐八幡宮とも関係が深い。
「瓊々藝尊」は古事記では「日子番能邇邇藝命」、書記では異同はあるが「天津彦彦火瓊瓊杵尊」と記され祭神名が「瓊々藝尊」と記されているのも疑問が残る。忌部氏の祖神というのも疑問。古語拾遺をみてもそのような記述は無い。
出雲忌部に関して大原郡には色々影響を残しているようであり、また稿を改める。
(幡屋神社)
・鳥居には「八幡宮」の扁額
(幡屋神社 案内)
(幡屋神社 社殿)
(幡屋神社 拝殿内)
(幡屋神社 本殿1)
・左手に境内社。左が「西上稲荷神社」、本殿傍に「三神社」
(幡屋神社 本殿2)
・右に「仮殿」本殿右に「若宮神社」本殿傍に「牛荒神社」
(幡屋神社 元宮 参道口)
(幡屋神社 元宮 案内)
(幡屋神社 元宮 境内図)
(幡屋神社 元宮 参道1)
(幡屋神社 元宮 参道2)
(幡屋神社 元宮 旧境内)
(幡屋神社 元宮 標柱)
・右手に「船子岩」奥に「船頭岩」
(幡屋神社 元宮 大磐座)
・木に隠れているが中央右手の丸い最も高い岩が本体
(幡屋神社 元宮 大磐座頂部)
(幡屋神社 元宮 船頭岩)