神社a
○「多倍神社」(タベジンジャ)
島根県出雲市佐田町反辺1034 地理院地図
主祭神:須佐之男命
・須佐之男命が八岐大蛇を切った剣(天羽々斬劔)を祭ったといい、劔明神と呼ばれていた。
・社殿奥に二つの「首岩」という大岩がある。神社の北500(m)の地(目田森林公園西方)に「鬼の窟(ムクロ)」と呼ばれる鬼の住む岩屋があり、その鬼を須佐之男命が退治し、首を地中に埋め塞いだのが「首岩」であるという。
(多倍神社 由緒書)
(多倍神社 鳥居扁額)
(多倍神社 社殿)
(多倍神社 本殿)
(多倍神社 本殿2)
(多倍神社 本殿奥首岩)
(多倍神社 首岩遠景)
(多倍神社 首岩近景)
(多倍神社 境内社)
- すでに記したが、延喜式内「多倍神社」と称する件は疑問。古来須佐神社の摂社であり、明治期に村社として独立した。
- 現在「天羽々斬劔」は失われているようである。
ただ「天羽々斬劔」は物部の一族によって出雲から持ち出され、「布都斯魂剣」として岡山県赤磐市石上「石上布都之魂神社」、更に奈良県天理市「石上神社」に伝えられている。