神社a
○「大領神社」(ダイリョウジンジャ)
島根県仁多郡奥出雲町郡597 地理院地図
主祭神:伊弉諾命、伊弉冊尊
仁多郡家地理院地図のあったとされる郡の地の鬼門(北東)の護りとして創建されたという。
大領というのは郡司の蝮部臣が大領職にあったことに由来する。
郡司の私邸跡とも考えられている。
元は高田の地にあり、延宝2年(1674)現在地に移転してきたという。
(大領神社 参道口)
(大領神社 参道)
(大領神社 社殿)
(大領神社 扁額)
(大領神社 本殿1)
(大領神社 本殿2)
(大領神社 境内社)
(大領神社 社日)
・合社された社のものを集めたのであろうか。
- 大領神社が須我非社を移して創建されたという説があるが、間違いである。
須我非社は鎌倉期に三沢氏が出城として須我非山城を築く際、南麓に移されたのであり、それまでは菅火野山頂に鎮座していたのであるから、大領神社に移されてはいない。
創建を大化期とする説もあるが、出雲国風土記にも延喜式にも記載がない為疑問。