資料-海部氏系図の変更点

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[[資料a]]

参照：[[「元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図」:http://k-pj.com/ob/ddata/detail.cgi?df=Rother&dp=4-a00-&db=BA39404475-a&dn=2u6]]S63-7-7刊（元伊勢籠神社社務所 発行）
参照：[[「元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図」:http://k-pj.com/ob/ddata/detail.cgi?df=Rother&dp=4-a00-&db=BA39404475-a&dn=2u6]]S63-7-7刊（元伊勢&ruby(コノ){籠};神社社務所 発行）
国宝となっている海部氏（あまべし）系図について、
本系図と勘注系図の2種類ある。

本系図の体裁は巻子装で、料紙は楮紙5枚を縦に繋ぎ、中央に1線を引き、線上に歴代直系子孫を記載。


-[[国宝海部氏本系図-1-]]
-[[国宝海部氏本系図-2-]]
-[[国宝海部氏本系図-3-]]

-[[国宝海部氏勘注系図-1-]]前書
-[[国宝海部氏勘注系図-2-]]巻首

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net上で、この系図の始祖を「火明命」「天火明命」等と記しているサイトが散見されるので、画像を掲載して置く。
正しくは本系図・勘注系図共に始祖「彦火明命」であり、「火明命」も「天火明命」もはっきり言えば間違っている。

勘注系図では「一伝 亦名天火明命亦名彦火瓊ゝ杵尊」と記しているが、あくまでも「亦名」であり、
当初から「天火明命」等とすることは問題がある。
尾張氏系譜や物部氏系譜等との絡みの中で恣意的に改変しているのであろうが、それならそれと明記すべきである。
勝手に名称を変えた系図を示して、何を論考しようと「胡散臭い」という以外の何物でもない。

本系図は870年代、勘注系図は江戸時代のものとされる。

資料-海部氏系図 の変更点