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[[神名解題a]]

''高比売命''

-古事記では大国主神と多紀理毗売命の子「高比売命（タカヒメノミコト）」別名「下光比売命（シタテルヒメノミコト）」
-日本書紀では本文、顕国玉の女子「下照姫」亦の名「高姫」亦の名「稚国玉」
一書1「下照媛」

天若日子の妻神
味耜高彦根命の姉。

「阿陀加夜努志多伎吉比売命」と同一神と考えられる。
[[「阿陀加夜努志多伎吉比売命」:https://fuushi.k-pj.info/pwk8/index.php?%E3%80%8C%E9%98%BF%E9%99%80%E5%8A%A0%E5%A4%9C%E5%8A%AA%E5%BF%97%E5%A4%9A%E4%BC%8E%E5%90%89%E6%AF%94%E5%A3%B2%E5%91%BD%E3%80%8D]]と同一神と考えられる。

多紀理毗売命は宗像の奥津宮に祀られるが、天照大神と須佐能袁命の誓約で生まれた女神、
一方大国主は須佐能袁命６世の孫とされるから、年代が全く合わない。

（阿遲須伎）高日子命・高比売命と並べて見ると、タカヒコ・タカヒメで弟姉となっている。
おそらくはこれが元来の名なのであろう。

物言わぬ「阿遲須伎高日子命」と共に神戸郡高岸鄕で神戸水海の岸辺の高屋で暮らし、その世話をしていた。
それ故「高比売・下照姫」の名があるのであろう。

「高比売命」 の変更点