[[神社a]]

○「比和神社」
島根県雲南市加茂町砂子原196 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.353304/132.921910/]]

主祭神:伊邪那美命・大穴牟遅命
副祭神:猿田彦命


古老の伝として、大穴牟遅命が各地を巡られる途中、この地において猪を追い打ちになる時、猿田彦命がこれを導かれ、祭神として祀られたという。

伊邪那美命を祀る由縁については不明。(比和・比婆の近縁によるものかとも考えられるが不明)
伊邪那美命を祀る由縁については不明。(比和・比婆の類似によるものかとも考えられるが不明)

江戸期には日吉社と称されていたという。
これは、建武5年(1338)三沢氏が大原郡香折新宮庄(雲南市加茂町新宮)の地頭となり、三沢氏の流れである鞍掛氏が加茂の町作りにあたるに際し、砂子原が北東の鬼門に当たるため、この地に近江国坂本(滋賀県大津市坂本)の日吉大社を勧請したことが由来と思われる。
又、砂子原は鞍掛氏が高麻山に築いた高麻城への裏参道口でもあることから崇敬されたのであろう。
裏参道は今では薮化している。
(神社案内では高麻城の鬼門と記しているが、鬼門の方角には当たらず少々違うように思われる。)


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