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神魂神社
''神魂神社''

[[map:http://goo.gl/maps/zlRmA]]

主祭神:伊弉冊大神

社家:秋上家

大庭の大宮と呼ばれる。

本殿は現存する最古の大社造りと云われ国宝(1583年炎上直後の建立)。
で、女造り(女千木…千木の先端が水平。内陣御内殿の向きが出雲大社と逆)として知られる。


出雲国造は25世兼連の時まで、近くの国造屋敷跡に居住していたが、26世果安の時(716年頃)に杵築に移住。
それまで神魂神社は神社としてではなく国造家の斎場のようなものであったという。
それ故延喜式や出雲国風土記にも記載が無いのだと考えられている。
その後神社としての有り様を整え神魂神社として成立。
国造代変わりの際行われる「火継神事」が行われる場所であった。
現 国造北島家80世建孝氏も2005年にここで火継神事を行っている。

火継神事では、熊野大社で燧臼・燧杵を戴き、神魂神社で共饌し神火相続を行う。

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出雲国造家の一方には千家がある。千家の火継神事では、燧臼・燧杵は熊野大社で戴くが、
その後の神事は神魂神社ではなく杵築に戻って行うらしい。
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野見宿禰(襲髄命)はこの神社の裏山の岩を用いて土師器を作ったという。
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[[雲陽誌:http://fuushi.k-pj.info/pwk8/index.php?-%E9%9B%B2%E9%99%BD%E8%AA%8C]]の記述
-意宇郡/日吉条
「神納山 剣山を去ること五町ばかり。社職伝えて曰く、伊弉諾尊を伊弉冊尊追来給い、神魂自静座所なり。故に神納という。此所より大庭に遷て神魂明神という。」
---この記述によれば、神魂神社は伊弉冊尊の神陵を遷した場所と云うことになる。

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