メモa
郡家
国の庁舎を国庁、郡の庁舎を郡家(ぐうけ)という。 倭名抄によれば、全国に国68、郡592。
国庁の長官を国司と呼ぶように、郡家の長官を郡司という。 又、国庁を中心に造られた都市を国府という。後に国司制が変質するようになってからは国衙という呼び名も使われるようになった。 同様に、郡衙という都市遺構も近年発見発掘が続けられている。
国庁に国分寺が付帯したように、郡家にも郡分寺が付帯していたことが近年明らかにされてきている。