メモa
常世長鳴鳥(トコヨノナガナキドリ)
- 『雲陽誌』、島根郡名分に「勝間神社」というのが記されている。(15コマp16)
ここに庭鳥塚という松が一株あり、この下に神代常世の長鳴鳥を埋めたという。
湯戸・杉廻の両里には古来より庭鳥が棲んでいると。
現在では、何も残っていない。
- 周防一の宮「玉祖神社」山口県防府市大字大崎1690
玉祖命が天照大神の岩戸隠れの後、常世長鳴鶏を常世国に連れ返す際、この地で亡くなった為、社に祀ったという。
天然記念物に指定されている「黒柏鶏」という鶏が飼われているが、常世長鳴鶏の裔と云われる。
黒柏鶏は元々出雲・石見で飼われていた鶏と云われる。
社殿右手を行くと鶏小屋があり、夜明け頃に行くと長鳴きしているのを聞くことが出来る。