[[メモa]] 島根県仁多郡奥出雲町上阿井伊弉冊 [[googlemap:https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%B3%B6%E6%A0%B9%E7%9C%8C%E4%BB%81%E5%A4%9A%E9%83%A1%E5%A5%A5%E5%87%BA%E9%9B%B2%E7%94%BA%E4%B8%8A%E9%98%BF%E4%BA%95%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%91%EF%BC%92/@35.1278265,132.9674058,1274m/data=!3m1!1e3!4m2!3m1!1s0x35573165ca5c2f0b:0x73fe19b82500eac9]] これも以前記していて、消えてしまっているようなので、記憶を辿り記しておく。 もう20年以上も前のこと。 以前は仁多町だったが、今は上記のように変わっている。 地図をみていて見つけた地名で、物好きにも出かけたのである。 阿井川を遡上し、米原という辺りで川が分かれ、その川を東に進む。 下瀧山の北麓。 山道を進んでいくと、左手やや中腹に小社がある。 更にこの先を更に進むと、開けた土地に出る。 数件の民家がある。ここの地名が「伊弉冊」。 土地の人に尋ねると、先の小社の更に中腹に岩屋があり、 伊弉冊尊がこの地に来られたとき、暫く休まれた場所だとのこと。 伊弉冊尊のことは「みことさん」と呼んでいた。 先の小社は神楽殿であったとの事。 かつては周辺集落から人が集まり祭りも行われていたらしい。 当日雨天であり、道路に水が溢れているような状況だった為、山中の岩屋は確認していない。 神楽殿と云われた小社も、既に古く、今残っているかどうかも疑問。 地名で伊弉冊と云うのは、私が知る限りここだけ。 又いつか尋ねて小考してみたい。 尚、島根大学の遺跡データとしてこの地に「伊弉冊鈩跡」と云うのがあり、製鉄遺構があるようである。