『先代旧事本紀』序のバックアップ(No.4) - ◇「風姿」のWiki◇ (UTF8)

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『先代旧事本紀』

『先代旧事本紀』序

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先代舊事本紀序 †

　大臣蘇我馬子宿禰等奉勅修撰 †

夫先代舊事本紀者聖德太子且所撰也 †

それ先代舊事本紀(サキノヨノフルコトノモトツフミ)は聖德太子(ショウトコノミコ)のかつて撰びたまうところなり。

于時小治田豐浦宮御宇豐御食炊屋姫天皇 †

時に小治田豐浦宮御宇豐御食炊屋姫天皇(オハリダノトヨラノミヤニアメノシタシロシメシシトヨミケカシキヤヒメノスメラミコト)

即位廿八年歳次庚辰春二月甲午朔戊戌 †

推古28年＝620年

攝政上宮厩戸豐聰耳聖德太子尊命 †

大臣蘇我馬子宿禰等奉勅撰定 †

宜錄先代舊事、上古國紀、 †

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神代本紀、神祇本紀、天孫本紀、天皇本紀、諸王本紀、臣連本紀、伴造、國造、百八十部
公民本紀者謹據敕旨
因循古記太子為儒釋説次錄而修撰未竟。
太子薨矣撰錄之事輟而不續
因斯且所撰定神皇系圖一卷、先代國記、神皇本紀、臣連伴造、國造本紀十卷。
號曰先代舊事本紀。
所謂先代舊事本紀者蓋聞開闢以降當代以往者也。
其諸皇王子百八十部公民本紀者更待後敕可撰錄。
于時三十年歳次壬午春二月朔己丑是也。
凡厥修撰題目顯錄如下

神皇系圖一卷
先代舊事本紀十卷
第一卷　神代本紀　陰陽本紀
第二卷　神祇本紀

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第三卷　天神本紀
第四卷　地祇本紀
第五卷　天孫本紀
第六卷　皇孫本紀
第七卷　天皇本紀
第八卷　神皇本紀
第九卷　帝皇本紀
第十卷　國造本紀

右目録

先代旧事本紀も、この序のために偽書と断罪された。