[[神名解題a]] ''「武御名方神」'' 「武御名方」の語は[武][御名]共に美称で[方]は境界を示しているから、武御名方と云う神名は抽象表現で固有の意味はない。 出雲国風土記にある大穴持命と奴奈宜波比賣命の子、御穂須須美命と同一神 美保関町、三保神社の元の祭神。 「御穂」は地名「美保」であるから、須須美が名。 -島根県邑智郡邑南町矢上の諏訪神社では邑智須須美命として祀られている。 境内に案内はないようだが「石見誌」に記載されている。 「邑智」は地名であるのは「御穂」と同じ。 「邑智」が地名であるのは「御穂」と同じ。 石見誌では、家系辞書・諏訪氏系図からの引用として、164頁のこの地方の諏訪氏系図に「武御名方命又御穂須々美命」と記している。