[[神社a]]

◎「賣沼神社」(八上姫神社)

鳥取県鳥取市&ruby(カワハラチョウヒケタ){河原町曳田};169 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.389793/134.191861/]]

主祭神:八上姫神

「賣沼神社」というのは、延喜式-巻10-八上郡で「&ruby(ヒメヌ){賣沼};神社」と記されていることによる表記である。
これは、延喜式の誤記で「比賣沼神社」であろうと考えられている。
古くは「八上姫神社」と呼ばれていたが元禄年間に「賣沼神社」とも称するようになり、一般には「賣沼神社」と呼ばれるようになっている。
拝殿扁額には「稲羽八上姫命 賣沼神社」と記されている。

現社地は千代川支流の曳田川河畔にあるが、対岸の梁瀬山中腹に全長50mの「嶽古墳」と呼ばれる前方後円墳があり、
これを八上姫の陵墓として、その古墳の前に元は社があったという。
古墳の調査はまだ中途のようであるが、古墳の下手に丸石が置かれている場所があり、そこが元社地であったと思われる。(標高100m)[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.388009/134.191647/]]

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