神社a

◎「賣沼神社」(八上姫神社)

鳥取県鳥取市河原町曳田(カワハラチョウヒケタ)169 地理院地図

主祭神:八上姫神

「賣沼神社」というのは、延喜式-巻10-八上郡で「賣沼(ヒメヌ)神社」と記されていることによる表記である。
これは、延喜式の誤記で「比賣沼神社」であろうと考えられている。
古くは「八上姫神社」と呼ばれていたが元禄年間に「賣沼神社」とも称するようになり、一般には「賣沼神社」と呼ばれるようになっている。
拝殿扁額には「稲羽八上姫命 賣沼神社」と記されている。

現社地は千代川支流の曳田川河畔にあるが、対岸の梁瀬山中腹に全長50mの「嶽古墳」と呼ばれる前方後円墳があり、
これを八上姫の陵墓として、その古墳の前に元は社があったという。
古墳の調査はまだ中途のようであるが、古墳の下手に丸石が置かれている場所があり、そこが元社地であったと思われる。(標高100m)地理院地図



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