[[神社a]] ◎「&ruby(スズジンジャ タカクラグウ){須須神社高座宮};」 石川県珠洲市三崎町寺家4-2 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/37.498372/137.346182/]] 主祭神:天津日高彦穂瓊瓊杵尊・御穂須須美命 ---- ◎「&ruby(スズジンジャ キンブングウ){須須神社金分宮};」 石川県珠洲市三崎町寺家ツ102 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/37.495682/137.344594/]] 主祭神:木花咲耶姫命 ---- ◎「須須神社奥宮」 石川県珠洲市狼煙町カ74 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/37.511445/137.330003/]] ---- 社歴は判然としないが、整理すると次のようである。 現在「山伏山」と呼ばれている「須須ヶ獄」山頂に、崇神の頃「美保須須見命」を祭る「須須神社」が創建された。(須須神社奥宮) 天平勝宝年間(749~757)の頃、山麓に移され、更に分社され高座宮・金分宮となった。 現在各社の祭神は色々記されているが、本来は「美保須須見命」を祭った神社である。 『出雲国風土記』嶋根郡では「御穂須々美命」と記され(みほすすみ)と読むが、須須神社では(みほすずみ)と濁音で読んでいる。 言うまでもなく「御穂須々美命」は[[「武御名方神」:https://fuushi.k-pj.info/pwk8/index.php?%E3%80%8C%E6%AD%A6%E5%BE%A1%E5%90%8D%E6%96%B9%E7%A5%9E%E3%80%8D]]のことである。 高座宮・金分宮に分社というのであるが、少々訝しい。須須神社の元社を山麓に移した際、山麓にあった神社を須須神社に含めたというのが実際であろう。