◎「斐伊神社」
島根県雲南市木次町里方463 地理院地図
主祭神:須佐之男尊・稲田比賣命・伊都乃屋羽張命
合殿「樋速夜比古神社」樋速夜比古命
神社前の木次線踏切を渡って少し行くと、右手に「八本杉」がある。地理院地図
『出雲国風土記』大原郷では「樋社」が二ヶ所記されており、一つは今の「斐伊神社」今ひとつが「八本杉」の場所にあった社だと考えられている。
「八本杉」は八岐大蛇退治に関わる素盞嗚尊由来の場所であるから、「斐伊神社」の方が樋速夜比古命の関わる社であり、合社された今では主祭神と相殿とが入れ替わっているようである。
(斐伊神社 稲荷神社・廿原神社)
・廿原神社の祭神は古那比売命とある。
(斐伊神社 境内社4)
・火守神社であろうか。祭神:迦具土命
(八本杉 由来書)
・須佐之男命は八岐大蛇退治後、8つの頭をこの地に埋めそこに8本の杉を植えたという。
(八本杉)
・須佐之男命が読んだという詩が記されている「我たのむ人を恵みの杉植えて、八重垣かこみ守る末の代」