[[神社a]]

◎''「神原神社」''

島根県雲南市加茂町神原1436 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.346198/132.895818/]]

主祭神:大国主神・磐筒男命・磐筒女命


元の社殿は現在地の北東、赤川の松井淵と呼ばれる淵に面した墳丘上にあった。
江戸期の度々の社殿改修により、社殿は古墳上に建てられていることが知られていた。
昭和39年、赤川の氾濫の後、河川改修が計画され、その計画上「神原神社」が堤防部分にあたるため移転が計画され、
社殿部分の発掘調査が行われ、墳丘が方墳であり、竪穴式石室を持つことが解った。
移設を前提とした発掘調査の際、景初三年銘のある三角縁神獣鏡が発見された。
景初三年銘入り三角縁神獣鏡は全国唯一のものである。
ちなみに景初三年銘入り青銅鏡は他に大阪府の和泉黄金塚古墳から出土した「画文帯同向式神獣鏡」がある。

[[全国遺跡報告総覧「神原神社古墳」:https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/2419]]

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