◎「三屋神社」(ミトヤジンジャ)
島根県雲南市三刀屋町給下865 地理院地図
主祭神:大己貴命
斐伊川の支流三刀屋川の北辺にある。
大己貴命が、「八十神を青垣内には入れじ」とこの地に「
「出雲国風土記」飯石郡に「御門屋社」として記載されているのがここであろう。
神門氏等が大己貴神を偲びこの地に社を建て祭祀を行ったのが三屋神社の創建縁起。
社の北西、高丸山山中に昭和30年代以降現在までに6ヶ所の古墳が発見されている。(松本古墳群。松本1号墳~松本6号墳)
1号は長50(m)の前方後方墳、2号は径15(m)の円墳、3号は長52(m)の前方後方墳、他は状態が悪く小規模だが4号は方墳、5号・6号は円墳かと思われる。
1号墳は出土物から4世紀頃のものと考えられている。他は未発掘
延喜以前には2号墳上に三屋神社の元社があったという。