神社a
◎「佐久多神社」
島根県松江市宍道町上来待551
主祭神:天照大神
江戸初期まで「佐久多神社」を称し「佐久多大明神」と呼ばれていたようである。 正徳3年(1713)社殿改修の際何故か「日御崎大神宮」」と称す。 明治の神社改めで「日御崎大神宮」は無社格とされ、明治41年には来待の「本宮神社」に合祀され廃社。 昭和2年地元の願いにより残っていた社を来待本宮神社の御旅所とする。 昭和32年来待本宮神社から神霊を移し、来待本宮神社の境外末社として再興。
俗に「十羅刹様(ジラジッアン)」と呼ばれていたが、その社に「佐久多大明神」の棟札があり、又柱下から掘り出された古い紐鏡の縁に「佐久多社」と記されていたという。