[[神社a]] ◎「都辨志呂神社」 島根県安来市広瀬町広瀬1415 [[地理院地図:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.368799/133.172793/]] 主祭神:素戔嗚尊 祭神:岐戸神 社伝では、素戔嗚尊が岐戸神の道案内により能義地方を巡行した際、 現在の広瀬町広瀬本町札場のあたりで休憩し、安来方面に向かう際杖を置き忘れ、里人がその杖と尊が腰掛けていた石を霊代として、今の鍛冶町後丁に祠を建てて祀ったのが縁起という。 古くは「杖代社」と呼ばれていた。 社地は水害や火災などのため現在地に移転。 ---広瀬本町は現社地東方の吉田酒造のあたり。鍛冶町は現社地北東の市立病院のあたり。 ・『出雲国風土記』意宇郡2で「都俾志呂社」 ・「延喜式」巻10出雲国で「都辨志呂神社」 ・「延喜式神名帳註」-下-k166で「&ruby(ツヘシロノ){都辨志呂};神社・日本紀云伊弉諾尊至泉津平坂投其杖是詔岐神」 ---「延喜式神名帳註」の注記は、「日本書紀」神代巻-上-第五段一書六の内容と思われる。 これは「岐神」の縁起で、都辨志呂神社とは直接の関係はない。