[[神社a]] ◎「日御碕神社」 島根県出雲市大社町日御碕455[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.429519/132.629303/]] 主祭神:天照大御神・素戔嗚尊 ---- 変遷のあった神社である。 上の宮と下の宮に分かれている。 現社殿は徳川家光の命により寛永21年(1644)建立。 ・下の宮(日沈宮) 祭神:天照大御神 元社地は経島にあったという。[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.430515/132.626578/]] ・上の宮(神の宮) 祭神:素戔嗚尊 元社地は隠ケ丘にあった。[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.431862/132.630376/]] 雲陽誌では秘基神社と記されている。 日御碕は、大国主命の父、天葺根命(天冬衣命)のいた土地である。 素戔嗚尊が鎮まる地を求めて柏葉を風で飛ばすと、その葉が隠ケ丘に留まり、そこに天葺根命が素戔嗚尊を祀ったのが上の宮となった。 又、文島(経島)に天照大御神が降臨し、それを天葺根命が祀ったのが下の宮となった。 社家の小野氏は天葺根命の末裔という。 境外天一山に「月讀神社」があり、「雲陽誌」では八束水命が八岐蛇を切った際尾から出た神劔を天葺根命が深夜この山頂から天に奉じたといい、そこに月讀命を祀ったという。[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.426791/132.632414/]] ---日御碕神社では「御神砂守(砂のお守り)」という砂を入れたお守りを頂くことができる。 ただし、数量限定で申出ないと頂けない。