[[神社a]]

◎''「日布智神社」''

島根県出雲市下古志町1374 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.334190/132.728899/]]

主祭神:伊弉冉尊(伊弉冊尊)

元社地は日淵川(保知石川)上流にあったという。
日淵→日布智

保知石川上流に「芦谷の滝」[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.306983/132.720659/]]と呼ばれる滝があり、今は新興宗教団体によって「天光瀧姫命」という者を祀る祠が据えられているが、
おそらくはこの地が日布智神社の元社地で、祭神は「伊弉那美命」であったのであろう。

[[「出雲国風土記」神門郡 古志郷:http://fuushi.k-pj.info/pwk8/index.php?%E3%80%8E%E5%87%BA%E9%9B%B2%E5%9B%BD%E9%A2%A8%E5%9C%9F%E8%A8%98%E3%80%8F%E7%A5%9E%E9%96%80%E9%83%A1#x3f49f41]]の部分で、「伊弉弥命之時~」とあるが、滝の落ち口に小池があり、この池を伊弉那美命が造り、古志国等が堤を造るためにやって来て宿居したというのが「古志郷」の地名縁起となっている。
保知石というのは淵石の事であろうと思われるが、今の「日布智神社」にはこの地から運んできた巨石2塊が据えられている。

現社地は須久茂津加山と呼ばれる小山の中腹にあるが、頂上部は窪地となっており、社殿上方の位置に小祠が据えられている。
この山は古墳とも云われてきているから、この小祠が、元々の地主神を祀っていたのであろう。

----


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS