○「赤穴八幡宮」
島根県飯石郡飯南町上赤名1652 地理院地図
主祭神:別雷神・玉依姫命・建角見命
大鞆和気命・帯中津日女命・息長足姫命
元は「松尾神社」で、平安後期に石清水八幡宮の荘園となり、石清水八幡宮の別宮が置かれて以降八幡社となった。
「松尾神社」には「丹塗箭神話」が残り神社創建縁起となっている。
下赤名の「今石神社」に御神幸する「古伝祭」という祭事がある。
「丹塗箭神話」というのは、女亀山に住んでいた「建角見命」の娘「玉依姫」が、飛んできた丹塗矢を拾ったところ、
その矢は「大山咋神」であり、「別雷神」を身ごもり、赤穴山(篝丸山)で生んだという神話である。
その後丹塗矢を偲んでいた姫の夢見に丹塗矢が樅の木の根本に刺さっていることを知り、その地を宮所にしたのが「松尾神社」の縁起という。
(赤穴八幡宮 本殿1)
・右に「招魂社」
・中央に「左殿」 祭神:兎道稚郎子命 飯石津倍命 八島士奴美命