[[神社a]]

○「川原神社」
島根県雲南市大東町小河内402 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.334173/133.049326/]]

主祭神:伊邪那岐命・品陀和気尊

かつては「川手大明神」と呼ばれていた。
地区名を引那岐という。
近くを流れる川は赤川の支流である引那岐川。東方&ruby(オオシビサン){大出日山};[[(601.5m):https://maps.gsi.go.jp/#15/35.329306/133.064690/]]を源流とする。
大日出山は雲南市・松江市・安来市の境界となっている山で、熊野大社の元宮があったとされる[[天狗山(610.4m):https://maps.gsi.go.jp/#15/35.339529/133.082886/]]に連なる。

・「雲陽誌」コマ110p207 小川内で「川原社 伊弉冊尊をまつる【風土記】に川原社あり」
・「出雲国風土記考証」p347で「&ruby(おがはち){小河内};の川手大明神であって、伊弉奈美命を祀る。」
ともに、イザナミノミコトと記しており、現在の祭神イザナギノミコトとは異なる。
大出日山の登山口と云うことを考えると、本来は伊弉冊尊を祀っていたのであろう。
伊弉冊尊→伊耶那岐尊→伊邪那岐命と変更され、地名などに影響したものと思われる。
おそらくは八幡宮をこの地区に勧請した後、合社などした際に変更されたものと思われる。
(神名に邪を用いるのは、誤記又は悪意である)
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