神社a

○「鎌倉神社」

島根県雲南市大東町上久野269

主祭神:武御名方大神

合祭神:誉田別(ホンダワケ)大神(応神天皇)・大鷦鷯(オオササギ)大神(仁徳天皇)

久野川対岸の巖根山中腹に円形の大岩があり、そこに「生山社」(生山権現社)があり、奥宮としている。

武御名方神が諏訪に向かうに際し、この山に荒御霊を鎮め、吾勝金山辺兄彦命(アカツカナヤマベ・エヒコノミコト)に斎き祀れと詔たという。
吾勝金山辺兄彦命の五世の裔、勝部猪尾の時佐瀬(佐世)の地より移住し社家となる。

その後、相模国鎌倉から平景政(鎌倉権五郎景政)が赴任し巖根山に築城するに際し生山荒神の祠を建てた。
更に権五郎家臣長澤某が城主となるに際し、鶴ヶ岡八幡宮の分霊を奉祭し現社地に社殿建立し、相殿に八幡神(応神)を祀り生山権現を奥宮とし「鎌倉大明名神宮」と称した。
明治に入り、「鎌倉神社」と改称。

久野の地は砂鉄の産地として知られる。


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