[[神社a]]

○「多賀毛利神社」
島根県雲南市吉田町吉田361 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.131228/132.871742/]]

主祭神:大山祇神・大歳神

吉田町杉戸地区にある。
元は「&ruby(オオヨロギ){大万木};山」中にあったという。
「大万木山」は出雲国風土記の「多加山」とされ、「毛利」は「森」の当て字であることから、多加森→多加毛利→多賀毛利と転じたのかと思われる。
「大万木山」は又「多賀山」とも云われ、この地域には多賀山氏という一族が居りその奉祭する社であったのかと思われる。

「杉戸大明神」・「大歳大明神」とも呼ばれて来た。
明治期に「兎比神社」の境内社となり、再び現在地に移転。

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---ということなのであるが、少々疑問がある。
それは大万木山が多加山とされているのだが、出雲国風土記では多加山は三刀屋川の源とされており、近くを流れる川は三刀屋川の支流吉田川であり、三刀屋川本流とは異なる点である。(要小考)

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