[[神社a]]

○「''奈倍山神社''」
雲南市三刀屋町古城1304 [[地理院地図:http://maps.gsi.go.jp/#15/35.280204/132.867773/]]

主祭神:市杵嶌姫尊・田心姫命・湍津姫尊

三刀屋川が大きく蛇行をする小山(奈倍山)山頂下にある。
山頂は平坦になっており樹木に覆われているが、大木がないことから眺望を得るため切り開かれていたのだと思われる。
かつては物見砦のような交通の要衝であったのであろう。木間から三刀屋方面が一望できる。

「奈倍山神社」は元は山麓の川辺にあり「川辺神社」と呼ばれていたが、寛永3年(1626)の洪水により山中に遷座し社名を改めたという。
宗像三姫を祀った経緯は不明だが、熊野神社を合祀していることから、素盞嗚尊に何か縁起があり、
その所以で宗像三姫を祀ったのかと思われる。

「出雲国風土記」飯石郡に記された「奈倍山」が解らなくなり、語呂から名梅谷山だとか鍋山だとか云われ始め、この地のことが忘れ去られて行ったのだろう。今はかなり荒れ始めている。
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