[[神社a]] ○「出雲路幸神社」 島根県安来市西松井町81 [[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.403498/133.215709/]] 主祭神:猿田彦命・天鈿女命 境内社:「狭井高守社」(元「天神社」祭神:少彦名命) ・出雲国風土記考証p53に 「~能義郡飯梨村西松井に於いて、今の出雲路幸神の社より西四町許りの所に、もと出雲路幸神の社があつて、中古には道祖神といひ、その邊をサイ原といふ。其社の祭神は猿田彦命である。今はこれを狭井山に移してある。その地はもと狭井高守社といひ、少彦名命を祀つてあるから、通常天神社と稱へた。道祖神を其處に移して後、天神は母屋を道祖神にとられてしまつた。そのサイ原にあつた社が狭井社で、天神社が狭井高守社だといつて居る。~」 ---後藤が漢字ではなく「サイ原」と記したのは「西原」であったことを窺わせる。 西四町というと[[このあたり:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.403664/133.210741/]]になる。 又、ここにいう狭井山は今の出雲路幸神社の南手の小丘で、1986年能義大橋建設の際橋道として利用され様相が変わっている。 道祖神移転後に狭井山と称したのであろう。