○「大原神社」
島根県仁多郡奥出雲町上阿井2 地理院地図
主祭神:大名牟遲命・玉日女命
元社地は上阿井雲崎の地地理院地図で13代成務天皇の御代に勧請とある。
後に雲崎から神田に移転し、更に現在地の大森に移転したという。この際福原地理院地図から玉日女命を合祀したというから、元は大名牟遲命だけが祭神だったことになる。
伝承には玉日女命は鰐が去った後阿伊に戻り、大名牟遲命を迎えたのが大原神社の縁起と言うが不明。
・雲陽誌にはこの「大原神社」の記載がない。k90p166上阿井に「大森明神」の記述があるが、祭神が五十猛命・大屋津姫・抓津姫となっている。「大森明神」が今の「大原神社」であるなら祭神が変えられたという事になる。
雲陽誌ではk97p180で、風土記の「大原社」は尾原の「岩坪大明神」としている。
又、k92p171 大馬木の「大森明神 大己貴命をまつる、~」とある。