[[神社a]]

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○「駒ヶ嶽神社」(横手)

○「駒ヶ嶽神社」

山梨県北杜市白州町横手3804-1[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.787584/138.306863/]]

主祭神:大己貴命

甲斐駒ヶ岳(標高2967m)山頂に社があり[[地理院地図:https://maps.gsi.go.jp/#15/35.757605/138.237770/]]それを本社とし、ここを前宮と呼んでいる。


由緒では武御名方命が、この地に来た際、甲斐駒ヶ岳の山容を見て「この山はいと高く清々しき地なり、故此処に吾御親の神を祭るべし」と語ったことが始まりだという。

北方の尾白川渓谷そばにも「駒ヶ嶽神社」があり、それを「竹宇駒ヶ岳神社」と呼び、横手の「駒ヶ嶽神社」を「横手駒ヶ岳神社」と
呼び分けている。

甲斐駒ヶ岳は白鳳2年(662)役行者がこの山中で修行し開闢したと伝える。
長く入山禁止の山であったが、文化13年(1816)小野権三郎(延命行者)が許可を得て入山し登山道を開き、駒ヶ岳講が盛んになったという。
本社・前宮というのはその頃からのことであろう。

---修験道が盛んになるに連れ、修験者により各地の山頂に祠を据えることが行われてきた。大己貴神の祠であることが多い。
山は遠くからその山容を崇めるものであったのが、山入して修行の場とするようになったのは仏教伝来後の風習であろう。
近年の登山ブームはある意味異常である。


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