[[医食同源]] 父方祖母が作ってくれるカレーには鶏肉を使っていた。 生きた鶏を締めて、料理するのである。 手順 1.片足を紐で結び、竿に逆さづりする。 2.下にバケツを置く 3.刺身包丁を鶏の口から差し込む。 4.暫く鶏はバタバタと苦しみながら、血を吐く。それが下のバケツに溜まる。 5.動かなくなり、血も流れなくなったら、毛をむしる。 6.丸裸になったら、皮を火であぶり、残った毛を焼く。 7.竿から降ろし、首を落とし、腹を割く。 8.各部位に斬り捌いていく。 残酷な事ではあるが、その残酷さを見せられる事で、人が生きることの残酷さも又教えられていたように思う。 肉というのは、鶏に限らず、同じように生命を残酷に殺さなければ口には入らない。 牛は屠殺される時が解るらしく、屠殺前に涙を流すのだと聞いたことがある。