メモa
島根県松江市宍道町地理院地図
参考:島根県指定史跡宍道・女夫岩遺跡 pdf
宍道町の山中にある。
大森神社が管理しており、この岩を『出雲国風土記』意宇郡に記された猪石とみなし、大森神社が宍道社であるという根拠にしている。
岩は斜面にあり、大岩が2つに割れて風化したような岩である。
とても猪の姿には見えない。
犬石は近くにあるかと探してみたが、そのような石はない。
山中を登ると、山頂は多少開けており、宍道湖が見える。
かつては砦のようなものがあったのかと思われる。
まぁ、適当な付会である。出雲国風土記記載の猪岩ではない。
付記:山陰高速道工事に際し、この山が該当ルートとなり、山を切り開くオープンカット工法で行われる予定であったが、
地元の陳情により、遺跡調査が行われ、結果として山中にトンネルを掘る工法に変えられ遺跡としての保存が決まった。
上記遺跡調査報告書はその際の報告書である。
(女夫岩)
・家畜市場から見た女夫岩のある山(山名不明)。山陰自動車道のトンネルが貫いている。
(女夫岩 遺跡入口)
(女夫岩 案内板)
(女夫岩 案内石碑)
・「出雲国風土記登場地」と記されているが後藤らの一説でしかない。
(女夫岩)
・遺跡周辺地図
(女夫岩)
・2つの岩の間に石祠がある
(女夫岩)
(女夫岩)
・石祠を上から見た。祠内は何もない。
(女夫岩 山頂)
・山頂部。女夫岩後方の尾根筋を登ると山頂に行ける。
(女夫岩 山頂から北西への尾根)
・北西への尾根筋には石がそれなりにある。
- 遺跡指定は出雲国風土記とは関係なく、祭祀跡としての痕跡が残っていたことによる。