神社a
○「大甕神社」
茨城県日立市大みか町6-16-1 地理院地図
主祭神:建葉槌命・甕星香々背男
案内では
主神:武葉槌命
地主神:甕星香々背男
としている。
拝殿後背に「宿魂石」と呼ばれる大岩があり、そこに本殿とされる社がある。
境内に「甕星香々背男社」と呼ばれる小社がある。
元は大甕山(今の風神山)山頂にあったが、水戸光圀の命により、宿魂石のある現在地に移転したという。
社域は国道により2分割されている。
(大甕神社)
(大甕神社 由緒)
(大甕神社 拝殿)
(大甕神社 参道)
(大甕神社)宿魂石の石碑
(大甕神社)宿魂石
・この岩山全体を宿魂石という。
(大甕神社)もじずり石
・鎖場
(大甕神社 本殿1)
・岩山の頂上に本殿がある。
(大甕神社 本殿2)
(大甕神社 本殿扁額)
(大甕神社 本殿3)
(大甕神社 甕星香々背男社)
・宿魂石の麓に据えられている。
(大甕神社)国道を越えた社地に祖霊殿の参道
:祖霊殿と云うのは氏子の祖霊を祭った建物らしい。
(大甕神社)不明社
・国道を越え、祖霊殿参道途中の林の中に祠
- 「甕星香々背男」即ち天香香背男に命をつけないのは、まつろわぬ神つまり服従しない神であった事によるのであろう。
「宿魂石」には「甕星香々背男」の荒魂を鎮めたとし、その岩の上の本殿には「武葉槌命」を祭っていることからこの神社の性格が理解できる。
元々は「天香香背男命」を祀っていた「宿魂石」の上に社を建てたのであろう。