神社a

○「加佐奈子(カサナシ)神社」

島根県松江市東持田町262 地理院地図

主祭神:素盞嗚尊

本殿奥に古墳があり、笠無古墳と呼ばれている。
玄室の天井石が割れて内部に落ち込み、そのために笠無古墳と呼ばれ、加佐奈子(カサナシ)に転じたという。

周辺には太田古墳群と呼ばれる計5基の古墳があり笠無古墳はその1号墳であり、玄室長1.6(m)、玄室幅2.3(m)、玄門幅0.55(m)。

古墳の被葬者を祀ったのが始まりであろうと思われるが、それが何故素盞嗚尊となったのかは不明。
素盞嗚尊の御子都留支日子命の末裔が被葬者でその系譜から素盞嗚尊を祭神にしたのかとも考えられるが、
定かではない。

『出雲国風土記』島根郡の「加佐奈子社」


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Last-modified: 2023-03-27 (月) 10:21:54 (394d)