◎「佐比賣山神社」
島根県大田市三瓶町多根305 地理院地図
主祭神:大己貴命・少彦名命・須勢理姫命
境内社:「八重山神社」「祖霊社」
創建由来:大国主命が佐比賣山山麓に池を穿ち田畑を開き農事を起し民に鋤鍬の道を教え授けたので其の徳を仰ぎ此の里に神籬を立て祭ったという。
創立は寛平3年(891)とも云う。(社殿建立と云うことであろう)
(佐比賣山神社)境内「祖霊社」
・足元の石畳は「哲学の小道」と称し、氏子最高齢者に因み102枚並べてある。
・「八重山神社」と云うのは同名社が雲南市掛合町にある。牛馬の守護神として崇敬されている。
・「叶え杭」と云うのは「八束水臣津野命」の国引き神話にちなみ、出雲市西園の「長浜神社」で願い事をし「願い綱(縁結手形)」を頂き、願い事を記し、それを「佐比賣山神社」の「叶え杭」に結ぶ事で、願いを叶え福をつなぎ止めるという。