『懐橘談』
松江藩儒官 黒沢石斎弘忠(1612~1678)による地誌
早稲田大学図書館古典籍ライブラリー「懐橘談」(写本・黒沢石斎著・小川理助蔵本)
近代デジタルライブラリー『懐橘談・隠州視聴合紀』(黒沢石斎 著/大正3年刊/出雲文庫-2-)
黒沢石斎広忠は、伊勢国出身。江戸に出て林羅山門人となる。
林羅山の推挙により松江藩の儒官となる。1653年出雲に着任。
林羅山の神儒一致・仏教排斥の思想を引き継ぎ、神仏習合が進んでいた出雲で、神仏分離を主張・実践した。
懐橘談(出雲文庫-2-p90(k50))
「十六島、此島を俗にウツプルイ島と云ふ。十六善神