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神社島根

◎「美保神社」

島根県松江市美保関町美保関608 地理院地図

主祭神:三穂津姫命・事代主神

境外社:
・沖之御前:事代主命 地理院地図
・地之御前:事代主命 地理院地図
・客人社:大國主命 地理院地図
・天王社:三穂津姫命 地理院地図
・地主社:美穗須須美命 地理院地図
・久具谷社:國津荒魂神・多邇具久命
・客社:建御名方神
・糺社:久延毘古命
・筑紫社
・和田津見社:大綿津見神
・天神社:少彦名命 地理院地図

公式サイト:http://mihojinja.or.jp/


縁起や祭神には疑問が多いが、一々は触れない。
元の社殿は吉川廣家(毛利元就の孫)が文禄5年(1596)造営。天正年間に炎上。
現在の大きな社殿は江戸期(1813年)のもの。
今は社殿修復とともに、巨大な随神門を作る予定らしい。

「美保神社」は美保関漁港の西側奥にあるが、東側に縄文期からの祭祀場跡があり、この周辺に「地主社」「客人社」「天王社」「幸魂神社」がある。
「幸魂神社」地理院地図では平成15年2月の遷宮の際寛政6年9月(1794)の棟札が見つかり「奉造立幸魂神社三穂津姫命霊廟一宇成就之攸」と記されていた。


・「出雲風土記抄」2帖k11解説で「美保社合祀神美穗須須美命与御祖大穴持命及御母努奈支智波比賣命而曰三社大明神是也」
・「雲陽誌」嶋根郡4 k26で「美保神社 三穂津姫事代主神の鎮坐奈里 風土記に事代主之子美穂須々美命坐寿故美保と号寿~」と記している。
風土記にそのような記述はない。神社からの伝聞と思われるが、さすれば、此の頃には縁起の改変が行われていたものと考えられる。


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Last-modified: 2024-07-15 (月) 22:28:31