◎「石上神社」
出雲市塩津町279 地理院地図
主祭神:布都魂命
元の主祭神:海童
境内社
:龍神社(大彦龍命・大姫龍命)
:稲荷神社(稲倉魂命)
:荒神社(須佐之男命)
元は海童(和田津見命)を祀った神社であり、宇美神社と呼んでいたという。
平安初期の大津波により、社殿御神体共流出。
その後、御神体が大浦沖の二ツ平島の 島間の海底に沈んでいるとの神告により石を引き上げたという。
石を引き上げたので石上(イシアゲ)社と呼び石を御神体として祀ったという。
村人は石を石神様とよんでいたという。
明治の神社改めで風土記記載の宇美社と主張したが、認められず、船守神社に合社されたが、近年再興。
「石上」は「
現社名としている(いしがみ)は折衷した読み方のようである。
(石上神社 龍神社)
・祭神「大彦龍命・大姫龍命」はあまり聞かない神名である。おそらくは海神を指し、元々の祭神であったのかと思われる。
岡山県新見市草間の「岩山神社」に同名の祭神が合祀されているようだが詳細は不明。