○「三宝大荒神」
島根県松江市美保関町才 地理院地図
社殿はなく藁を巻き付けた藁蛇を御神体としている
祭神は定かではないが、おそらく素戔嗚尊であろう。
地区の守護神として崇敬されているのであろう。
「三宝」というのは「仏・法・僧」を指し、荒神というのは神の
才地区でこの荒神が祀られたのは地震・津波除けの願いが込められていたのかと思われる。社殿を設けず藁蛇を御神体としているのはそのためであろう。
余談だが、才浦の東にある腕山(110.5m)には、明治期帝国海軍の望楼が作られており、今も施設跡が残る。
東の地蔵崎にある美保関灯台より標高が高く要衝であったのであろう。