神社島根
○「鹿嶋神社」
島根県仁多郡奥出雲町鴨倉上鴨倉686 地理院地図
主祭神:武甕槌命
社伝では武甕槌命がこの地に来た際、体調不良となり、この地に鎮まりたいと語ったという。
その後、常陸国の鹿島神宮から勧請し宮造りしたという。
江戸期には牛馬の守護神として崇敬を集めたという。
- 「鹿島神宮」では鹿を神使としているので、大型の四足動物である牛馬の守護神とされたのであろう。
「鹿島神宮」(祭神:武甕槌命)は中臣氏が社家を務めていた神社で、鎌足の出世に伴い社格を上げた神社である。
「香取神宮」(祭神:経津主命)とともに東国の僻地にある。
出雲国譲り神話に出てくる神であり、ともに武の神とされるが、「天香香背男」を服属させることはできなかった。
「天香香背男」を説諭できたのは「武御名方尊」である。
奈良の「春日大社」は藤原氏の氏神社とされる。「武甕槌命」が鹿嶋から白い鹿に乗って春日山(三笠山)にやってきたという。
奈良の鹿はその縁起で神使とされ手厚く保護されている。
(鹿嶋神社)

(鹿嶋神社)

(鹿嶋神社)

(鹿嶋神社)

(鹿嶋神社)

(鹿嶋神社)

(鹿嶋神社)

(鹿嶋神社)
