▲「姉山」
島根県出雲市 地理院地図
登山口は北西方向にあり民家の傍を通り抜けるが少々わかりにくい。地理院地図
登山道は整備されている。
但し、最高地点(187m)への道はなく、藪漕ぎとなる。
本丸跡は東峰にある。地理院地図
雲陽誌によれば、姉山の「姉」というのは素戔嗚尊にとっての姉、すなわち天照大神のことを指す。
天照大神が出雲に来たときこの山に留まり、素戔嗚尊が訪ねてきたという。
検非違使としてこの地区に赴任した大伴政持を祖とする大伴氏が地頭となり、朝山氏を称し姉山に城を築き居城とした。
朝山氏は戦国期尼子氏に属したが、毛利氏に降り、城を追われ朝山八幡宮の宮司家として残った。
(姉山 案内板)
・度々記すが、地図は北を上に描いてもらいたい。この案内では下側が北。
(姉山)
・案内板の先に広場があり、そこにあった祠。祭神等不明。
(姉山 登山道)
・登山道は民家裏の山側(南側)を進む。少々わかりにくい。
(姉山)
・登山道の鞍部を過ぎると多少開けた場所がある。島根半島の山々が見える。
(姉山 姉山城址)
・本丸跡のようである。中央に水溜り。井戸の跡かと思われる。
(姉山 姉山城址案内)
・地図は北を上に描かれているが既にかすれており、周囲の郭の様子などは読み取れない。
(姉山)
・鞍部にあるベンチ。ここから最高部に登る。が、道はない。
(姉山)
・最高地点。境界標のようであり、三角点標ではないようである。
周囲は藪化しており、見晴らしも効かない。どこかに三角点標があると思うが不明。