壱岐嶋
現在の壱岐島である。
(古事記)
古事記では、伊伎嶋と記し、天比登都柱(アメヒトツバシラ)と呼ぶ。

(日本書紀)
(本文)と(一書の7)では、壱岐嶋と記す。

壱岐は東西約10〔km〕南北約15〔km〕で、亀のような形をした、入江の多い嶋である。
「○○触」と云う地名が多い点が特徴的である。
又延喜式内社が24座あり、島の大きさに比して非常に多く、古来から重要な島であったと考えられる。
中でも特徴的なのは、芦辺町国分東触の名神大社である「月讀神社」
 祭神「中月夜見尊、左月弓尊、右月讀尊」
と、同じく名神大社で、郷ノ浦町物部田中触の「天手長男神社」(アメタナカオ)
 祭神「手力男命、正哉吾勝勝速日天忍穗耳尊、天宇豆女命」
であろう。
「天手長男神社」は壱岐一ノ宮でもある。
国幣中社としては、那賀村住吉に「住吉神社」がある。

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