面足尊と惶根尊
古事記では、於母陀流神と阿夜訶志古泥神
日本書紀では、面足尊と惶根尊
延喜式内社で、この神を主祭神に祭るのは3社である。
○「近津神社」(面足尊、惶根尊、級長津彦命)茨城県久慈郡大子町大字下野宮1626
○「足尾神社」(國常立命、面足命、惶根命)茨城県新治郡八郷町大字小屋字足尾山1
○「稲爪神社」(大山祇大神、面足大神、惶根大神)兵庫県明石市大蔵本町6-10

これから考えると、山神に関連する神である。
面足とは顔がほころぶと云うことで、喜びの感情を表し、
惶根とはかしこまるという事で、感謝の気持ちを表しているのではないだろうか。
とすると、これらの神は、収穫の神であると考えられる。