メモa
加賀の潜戸
(カカノクケド)
佐太大神が生まれたとされる洞窟。いわゆる新潜戸。
遊覧船で行くことが出きる。が、山道があり、そこから徒歩で潜戸入口まで行くこともできる。
かつて潜戸入口から、泳いで潜戸に入ったことがある。
洞窟内は当然薄暗く、目が慣れるまでにそこそこ時間が掛かる。
入って左手に棚岩があり、小さな鳥居が据えられており、そこが佐太大神の生誕地とされている場所になっている。
そこに登ってみると、広さ1間ばかりの少し凹状の滑らかな岩場で、丁度揺りかごのようになっていた。
ついでに、旧潜戸の方、新潜戸に通じていると云われているのだが、奥まで行くと水が行く手を阻んでいて行けるかどうか確認出来なかった。
尚、潜戸の上は草原になっており、そこで佐太大神が乗馬の練習をしたという。
これから、佐太大神は乗馬に長けており、またこの辺りには野馬がいたのであろうと思われる。
日本の在来馬は大陸から連れてこられたのが起源とされる。海辺の岬など塩分を含む草を餌として良く育つ事が知られる。
(おまけ)
これを記したのは、潜戸に行く道がはっきりとあるわけでもなく、今は釣り人かよほどの物好きしか行かないと某所に記されていたからで、ましてや泳いで潜戸に入るなんてのは、よほどの変わり者。なのだが、行けないことはないということを記して置いた次第。