神社a
○「金屋子神社」
島根県出雲市多伎町奥田儀宮本 地理院地図
主祭神:金屋子神(金山毘古神・金山毘賣神)
奥田儀宮本の智光院跡・櫻井家跡を少し上り、宮本川を渡ると左手山中中腹にある。
この辺りは横田の産鉄が衰えた頃、横田から移住してきた産鉄民がこの地で再び産鉄を行い栄えた地区である。
この宮はそういう人々によって勧請されたものであろう。
更に時代が下ると、この地の人々は北九州八幡製鉄の建設に関わっていった。
宮本川、宮本という地名は、下流の「多伎藝神社」の元社地がこの辺りにあったことを窺わせる。
周辺には見事な石積跡が各所に見られる。
(金屋子神社 参道口)
(金屋子神社 参道)
(金屋子神社 脇参道)
・本来はこちらが参道であったと思われる。
(金屋子神社 社殿)
(金屋子神社 拝殿内)
(金屋子神社 対岸辺りの石垣)