[[神社a]] ○''「龍岩神社」'' 島根県邑智郡邑南町八色石792 [[地理院地図:http://maps.gsi.go.jp/#15/34.948744/132.551229/]] 鳥居をくぐり443段の石段を登る。かなりきつい。 168段目に休憩できる腰掛けがある。315段目からやや右に折れ緩やかな上りになる。 裏道等はない。 標高差約80m 地理院地図では社殿標高434m 祭神についての表示はない。 拝殿の奥にある「龍岩(八色石)」という岩自体を祭っているのであろう。 下の案内によれば「素佐嗚尊」を併せて祭っているようである。 「石見天豊足柄姫命」と「八束水臣津野命」に纏わる岩である。高さ4m弱 ゴジラの頭のような形をした岩である。 石段のある稜線部が胴体で、三瓶山方向に吼えかかっているように見える。 頭頂部に小さなくぼみがある。祭時にここに水が有ればその年は豊作になるのだとか。 足元には丸石が一つある。 由緒案内板には次のように記されている。 ---- ・龍岩神社由緒について(古事抜粋) 「八束水臣津野命あもりまし時、ひとりの姫神(御名 は石見天豊足柄姫命)あらはれて、告ていはく、此国に 八色岩あり。山をから山となし、川を乾川となし、蛇 と化けて、常に来て民をなやますと。 命国蒼生の為に之を亡さばやと、おもほして、姫神の たつきのまにまに、其所に到り、其石を二段に切たまへ ば、其首、飛去て邑智郡の龍石となり、其尾は裂て、這 行美濃郡角石となる。是より国に禍なしとて、姫神い たく喜悦て、やがて吾庵にいざなひて種々に、もてなし つ。かれ命いなみあへで庵にやどりて、夜明けて見た まへば、其姫神忽然にかはりて、一の磐となりき。 命訝しくおもほして、此はあやしきいはみつる哉と、 のりたまひき、かれいはみという龍岩といへるは、邑智 郡に八色石村といふ駅ありて、その所の荘屋野田鹿作が 家の上なる山に、八色の石のあなるを、やがて神体とし て祭れるなん龍石なりき。其祭れる事の基を聞くに、 此石ともすれば、人に祟て、えならぬ。蒼生の歎とも かくも、しのびがたかりしを、公にきこしめして、素佐嗚 尊を祭りそへたまひしより、祟らずなりしとかや。 三月三日祭日也。上ること八丁、岩の形よく観に、うへ も蛇の頭の如し。山を下て、鳥居の前なる田中に一つの岩 のあなるをば切まゝ時たばりし血の、化れりし也とい ふ。また一丁上りて川中に夫婦石とて、二つあなる。是も血 の飛散て化りしと語伝たり。」 平成七年三月 八色石龍岩神社保存会 (瑞穂)邑南町教育委員会 ---- ---この案内、複数の内容が混合しており少々解りがたい。(他稿を記述後纏めるつもり。保留) 田中の岩は見当たらず。又夫婦石も確認できなかった。 (龍岩神社標柱) (龍岩神社参道口) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-1sanndou.jpg (龍岩神社案内板) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-2annai.jpg (龍岩神社鳥居額) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-3torii.jpg (参道の手水) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-4atyouzu.jpg ---パイプが外れていたので直し、ついでに掃除もして置いた。 (拝殿) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-5haiden.jpg (龍岩1) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-6yoko.jpg (龍岩2) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-7yoko2.jpg (龍岩背面) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-8se.jpg (龍岩頭部のくぼみ) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-81toutyou.jpg (龍岩そばに玉石がある。右手) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-91tamaisi.jpg (龍岩前方から) http://fuushi.k-pj.info/jpgj/simane/outi/tatuiwa/tatuiwa-92mae.jpg ---- ---掲載画像は1/10程度に縮小している為鮮明ではない。 鮮明画像は賽銭持って現地確認されたし。 ゴジラの背に乗る気分が味わえる。(拝礼を怠らぬよう) 昨今流行りの怪しいパワースポットと異なり、脚力パワーの付く事間違いない。