神名解題a

「布都斯魂大神」
(フツシミタマノオオカミ)

物実神
素盞嗚尊が八岐大蛇を斬った天十握剣(アメノトツカノツルギ)
天羽羽斬剣(アメノハハギリノツルギ)・虵之麁正(オロチノアラマサ)とも呼ばれる。
元は岡山県赤磐市石上の石上布都魂神社にあったが、崇神の頃に奈良県天理市の石上神宮に移されたと伝わる。
石上神宮の神宝。

布都魂剣と同様、石上神宮禁足地から出土し、刀工月山貞一により鉄製レプリカが3振り作られ、
一振りは明治天皇に献上。一振りは石上神宮に納められ、一振りは石上布都魂神社に納められた。

石上布都魂神社では更に木製レプリカが作成されている。
このレプリカ、以前出かけたとき見た記憶はあるのだが、撮影はしていない。

発掘経緯等については次のURL参照
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kokakuro/kodaishi/isonokami/futsu1.htm

木製レプリカ
http://fuushi.k-pj.info/jpg/futusitou.jpg
http://fuushi.k-pj.info/jpg/futusitou2.jpg

環頭があり、内反り片刃であることが解る。


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Last-modified: 2015-07-15 (水) 02:25:00 (3205d)