《アイヌ問題》  文責:風姿
今、純粋アイヌと呼べる民族はいない。
英雄シャクシャインが、松前藩によって謀殺された後、
松前藩士や倭人によるアイヌ婦女子に対する強姦行為は想像を絶するものであった。
更に、明治維新後、蝦夷地開拓の名目で、多くの没落士族が蝦夷地に入植し、政策的に
アイヌの倭人化が進められた。
それは、アイヌを賤民として扱うことにより、アイヌ自身が倭人化する事を望むようにし向ける策謀であった。
アイヌの血を引くものは、自ら、そのこと自体を隠し通すようにし向けるような政策であった。

今、アイヌの高潔さ、民族としての誇りが再認識されはじめている。
アイヌは自然神に対して敬虔である。
さすれば、アイヌはその民族の文化を継承する為には、倭人文化に侵されない聖地を自ら保持する必要があるのである。

この趣旨の下で、提案したいことがある。
北海道内の国立公園区域を、アイヌ民族の自主管理下に委託することである。
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